春になると、「そろそろアイナメかな?」と思う方も多いと思います。
ですが、私の住む北海道の室蘭エリアでは――
春はアイナメよりも、ソイのほうが釣れやすいと感じています。

海の中の季節は、陸よりも少し遅れている
海の中の季節は陸地よりも約1ヶ月遅れていると思っています。
気温が上がっても、海水はゆっくりとしか暖まりません。
そのため、アイナメが本格的に動き出す水温になるのは、もう少し先になります。
”羊蹄山の山頂の雪が溶けた頃、なんてチェックの仕方もあります”
一方でソイは、
- アイナメよりも適水温がやや低い
- 春は産卵の時期に入る
こういった理由から、春先でもしっかり釣れてくれる魚です。
ソイはなぜ浅瀬に寄るのか
春のソイは、浅場で釣れることが多くなります。
その理由は、産卵(正確には出産)行動にあります。
ソイは卵を産みつける魚ではなく、
体内で育てた稚魚を産む「卵胎生」の魚です。
そのため、ソイは――
- 稚魚が生き残りやすい場所
- 安全性の高い環境
を選んで行動します。
稚魚を守るために選ばれる場所
では、どんな場所が選ばれるのか。
ポイントはシンプルです。
- 海流が穏やか
- 稚魚が隠れられる場所がある
これを満たす場所として、
- 岸に近い岩礁帯
- テトラ周り
- 基礎ブロックの隙間
こういったエリアにソイが集まりやすくなります。

春はビッグママが釣れる季節でもある
この時期は、いわゆる「ビッグママ」と呼ばれる抱卵個体が釣れることもあります。
※基本的にリリース推奨
これから命を繋ぐ個体なので、
できれば優しくリリースしてあげたいところです。

※これは筆者の考え方ですが、釣りは魚を獲るためにしています。なので殺生は避けられないと思っています。
きれいごとかもしれませんが、抱卵個体は増やす個体なので、獲り過ぎないようにするためにリリースするという考え方です。
狙うべきは「産卵後の個体」
おすすめは、すでに産卵(出産)が終わった個体です。
これらの個体は、
- 体力回復のために荒食いをする
- 捕食意欲が高い
釣果にも繋がりやすい状態になっています。
春のソイに有効なルアーと釣り方
■ ワームサイズ
- 2インチクラスの小型ワーム
食わせ重視で確実に口を使わせます。

■ ワームの種類
- 甲殻類系ワーム
荒食いしている個体に強いです。

■ 狙うポイント
- テトラ周り
- 基礎ブロックの隙間
- 岩礁帯の際
「隠れられる場所」を丁寧に狙います。
■ アクション
スイミングでも釣れますが、初心者の方は底を叩く釣りがおすすめです。
- リフト&フォール
- ボトムバンプ
まずは底を意識したほうが釣果に繋がりやすいです。
まとめ
- 春はアイナメよりもソイが釣れやすい
- 浅場に寄る理由が明確
- 狙うポイントが絞りやすい
ただし、
- 抱卵個体(ビッグママ)はリリース
- 命を繋ぐ時期であることを意識する
こういった気持ちも大切にしたいところです。
春の海は、少しずつ動き出しています。
まずはソイから、シーズンを感じてみてはいかがでしょうか。
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