釣りをしているとき、「このポイント、水深どれくらいあるんだろう?」と思ったことはありませんか?
水深を正確に把握できると、狙うレンジ(層)が合いやすくなり、釣果が大きく変わります。
リール1回転で水深を読む方法
特別な道具は必要ありません。
あなたのリールの「1回転あたりの巻き取り量」を確認するだけでOKです。
たとえばメーカー仕様に「1回転=約75cm」と書かれていた場合、
ルアーを底まで落とし、ゆっくり巻いて底から水面に仕掛けが浮くまでの回転数を数えます。
- 例:10回転で底からルアーが浮く → 約7.5mの水深
これを何度か繰り返せば、浅いところと深いところがわかり、海底の起伏(かけ上がり)も見えてきます。
目には見えない“海の地形”を感じ取れるようになります。

水深で決まるシンカーの重さ
水深を把握できたら、次はシンカーの重さを決めましょう。
目安として、「水深1mあたり1g」を基本にするとバランスが取りやすいです。
| 水深 | シンカー重さの目安 |
|---|---|
| 3m | 約3g |
| 5m | 約5g |
| 8m | 約8g |
| 10m | 約10g |
ただし、潮の流れが速い場合や風が強い日は、+2〜3g重くしてみましょう。
逆に、アピールを弱めたいときやフォールスピードを落としたいときは、1〜2g軽くすると自然な動きになります。
オフシーズン(夏や冬)は、少し軽めのシンカーをセット
ハイシーズン(春や秋)は、重めのシンカーをセットすると、活性に合わせたアピールができます。

水深がわかれば中層も狙える!
水深がわかれば、底に落としてからリールを何回巻けば、中層に到達するかがわかり、岸壁に沿ってスイミングやシェイクなどでアプローチすることもできます。
荒い根がある場所も調べられるので、根がかり防止にもなり、釣具の節約や切れた仕掛けで海を汚す頻度も減ります。
狙える層が増えると、釣りの選択肢が増え、それがあなたの釣り経験と財産になります。

まとめ
- リール1回転=巻き取り量を確認
- 回転数×巻き取り量=おおよその水深
- 水深1mあたり1gを目安にシンカーを選ぶ
- 潮が速い日は+2〜3g、静かな日は−1〜2g調整
- 狙う層を変えることができる
釣りの幅を増やして、釣果をアップさせましょう!
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