秋の北海道は、アイナメ(アブラコ)が最も活発に動くシーズン。
テキサスリグやビフテキリグで狙う方も多いですが、
この時期に**“ひと粒のビーズ”**を加えるだけで、釣果が変わることがあります。
その理由は、ただの「音」だけではありません。
秋ならではの“自然なアピール”が隠されているんです。
アイナメ釣果アップに関する記事はこちら → 北海道で狙うアイナメ(アブラコ)|シーズナルパターンと釣り方 | 妻の笑顔が大漁でした
ソイも狙えます → ソイの釣り方完全ガイド【北海道版】 | 妻の笑顔が大漁でした
🎣 一般的なビーズの役割
ロックフィッシュゲームでのビーズは、
シンカーとフックの間に挟んで「カチカチ音」を出すのが基本。
このサウンドが岩場に響くことで、
アイナメなどのフィッシュイーターに存在を知らせる効果があります。
また、光のフラッシング効果によって
日中でもルアー全体が“生きているように見える”という利点も。
これが、秋のクリアな潮色の中では特に効果的なんです。
下の画像のように一粒ビーズを入れるだけ!

🪶 秋限定で効く「ビーズの理由」
秋になると、北海道沿岸ではカジカの産卵期が訪れます。
岩のすき間や海藻の根元には、
透明感のあるオレンジ〜乳白色の卵塊が多く見られる季節。
アイナメはこのカジカの卵を捕食することがあり、
秋の個体は卵を意識した行動を取る場合があります。
つまりこの時期に、カジカの卵に似た色・サイズのビーズを加えることで、
「自然界の餌」に近いアピールを演出できるわけです。
※カジカの卵はレアなので、イクラの画像です。なんとなくイメージはつかめるかと思います。

🎯 おすすめのビーズカラーとサイズ
秋の卵意識パターンを狙うなら、
以下のような条件で選ぶと効果的です。
- カラー: オレンジ、クリア、乳白、琥珀系
- サイズ: 約3〜5mm(カジカの卵サイズを意識)
「音」と「光」、そして「自然な模倣」——
この3つの要素をひと粒でカバーできるのがビーズの魅力です。

🧠 まとめ|“ひと粒の工夫”で釣果アップを狙おう
秋のアイナメは、音だけでなく見た目のリアルさにも敏感。
ビーズを入れることで、リグ全体が自然な存在感を放ち、
食い渋る場面でも口を使わせるきっかけになります。
ぜひ今年の秋は、「カジカの卵を意識したビーズチューン」で
一歩先のアイナメゲームを楽しんでみてください。
💡最後に
釣りは、ほんの少しの気づきが大きな差になる遊び。
ビーズひと粒の工夫で、見える世界が変わるかもしれません。
ぜひ自分のリグでも試してみてくださいね。
30年釣りを続けて気づいたこと → 北海道の釣り歴30年のベテランが、釣りから学んだ10の教訓 | 妻の笑顔が大漁でした


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