釣りが好きな方や、家庭での料理をもっと楽しみたい方に向けて、今回は おすすめの「釣り・料理漫画」 を3作品ご紹介します。
実際に料理や釣りの参考にもなり、家庭生活を豊かにしてくれる名作ばかりです。
1. クッキングパパ
40年以上連載されているフードコミックの最高峰。
実は 釣りの回も多く、釣った魚を料理する姿が描かれています。男性陣が「ま、釣った魚ぐらいは自分でね」とテキパキ料理する様子はとてもかっこいいです。
主人公の荒岩一味(あらいわ かずみ)は、まだ「男は厨房に入らない」と言われていた時代に、プロ顔負けの料理を作り、家事育児にも積極的に参加するという頼りがいのあるお父さん。まさに時代を先取りした男性像を築いてきました。
こと細かにレシピが書かれており、そのレシピが初心者にもわかりやすいのもオススメする理由です。
👉 おすすめエピソード
私のおすすめは、3巻に収録されている Cook.32「今が旬 季節を食べよう初ガツオ」。
釣り弁当のレシピがあり、料理というには簡単ですが日常の弁当作りでも非常にアレンジの効くメニューです。
釣りに行くときの食べ物は悩みがちですが、釣りは意外と運動量が多いので、しっかり食べられるお弁当の工夫が役立ちます。
メインはサニーレタスに魚を巻いて食べるという風変わりなレシピですが、さっぱり食べられ見た目にも新鮮で楽しい料理です。
家庭円満のヒントも多く描かれていますので、このブログを読んでいる方々にはぜひ手に取っていただきたい漫画です。
2. きのう何食べた?
主人公 筧史郎(かけい しろう)と矢吹賢二(やぶき けんじ)の男性カップルの日常を描いた漫画です。登場する料理はどれも 節約・家庭料理の参考になるレシピ ばかりで、スーパーでの食材の買い物の仕方、自分のレパートリーの中から、どのようにメニューを組み立てるかまで勉強できる漫画です。
無理せず続けられるメニューや買い物術が多く紹介されており、実生活に直結するアイデアが詰まっています。
実写映画、ドラマ化もされているので、映像のほうが見やすいという方にはそちらもオススメです。
👉オススメエピソード
第18巻#137で紹介される、イワシのフライパン焼きです。レシピというよりスキルですが、魚焼きグリルを洗わずに済むのはとても助かります。
魚を焼くだけ、と簡単に言いますが、それがどれだけ手間と後片付けに時間がかかるのか、料理をすると理解できます。
物語自体も人間関係の乗り越え方だったり、共感できるような場面が多くあり、尚且つゆったりと日常が流れていくので、疲れたときに読むと癒やされる一冊です。
3. おひ釣りさま
主人公・上条星羅(かみじょう せいら)はクールビューティーな女性。
ひとりで釣りに行き、ひとりで満足する という独自のスタイルが魅力の漫画です。
釣りのテクニックが豊富に描かれており、さまざまなジャンルの釣りを学ぶことができます。
また、「釣れないときにどう楽しむか」といった メンタルの保ち方 にもスポットが当てられていて、実際の釣行でも役立つ考え方に気づかされます。
👉オススメエピソード
第8巻 第104話 中禅寺湖②(レイクトラウト)で紹介されるスライドスプーンというルアーを使った釣り方です。
この釣り方は根がかりが回避できることに加え、ソフトルアーに慣れたハイプレッシャーなロックフィッシュに非常に効きます。
ロックフィッシュだけに拘らず、広い視野を持って柔軟に取り組むことは、全てにおいて必要なことですね。
まとめ
今回紹介した3冊は、釣り好きにも料理好きにもおすすめできる作品です。
- 釣りの楽しみ+料理の実用性 → 『クッキングパパ』
- 家庭料理と節約レシピ → 『きのう何食べた?』
- 一人釣行&自己満足の極意 → 『おひ釣りさま』
休日の釣りのお供に読むのも良し、家族との食卓を豊かにするヒントにするのも良し。
ぜひ気になる作品を手に取ってみてください。
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